ドローン計測データを写真解析(環境土木科)

国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業の第13回目の授業(50分×2本)

2022年12月9日(金曜日) 本授業の前に、ドローンを用いて計測したデータを写真解析します。

前回行った授業「#10 ドローンで建物を実践計測

  • 2班に分かれて建物をドローンで計測
  • 標定板設置、計測


本日は、ドローン計測データの写真解析

授業の進行は、自然体(おまかせ)。「チームで連携して、挑戦してください」

そして、今日が、ドローン測量授業の最終日

未来に、いきる時間でありますように

2班(A&B)に分かれて授業は、スタート

ちなみに、ドローン計測時の写真の枚数は

  • A班:約50枚
  • B班は、約200枚

A班写真解析を開始A班ドローンデータ(写真)解析A班の写真解析の様子B班写真解析開始B班写真データ解析B班写真解析お取り込み中

#8ドローン計測後写真解析(←8回目授業のおさらいは、こちらから)

マーカー位置の調整

マーキングポイントを調整中

標定板の位置について、学ぶ

H-6(標定点の名称)の位置は、写真で見るとフェンスの真下に隠れてしまう写真が複数あった

標定点の座標値と

今回基準点も共に活用した。

標定点の座標値

A班、あっという間に手慣れた操作感..お見事

続いて、標定点の座標値の調整は、阿吽の呼吸で連携..Good job

B班では、間違いの発見と共に、身体が動き出し、プロの目が介入

授業も終盤。データの出来上がり具合を確認

  • A班の枚数は、ほぼ変わらず、約50枚
  • B班は、削減して約130枚

まず、A班テクスチャーモデル

B班は、テクスチャーモデルと点群モデル。モデルを見ながら、首を痛めそうになり、少々、御用心

点群データモデル

ドローンで計測を行い、標定点を測り、解析をする段階を経ました。

以下は、仕上がりの写真

A班

A班のドローン計測写真

B班

B班のドローン計測写真

計測(経験)次第

データ解析にかかる時間は、現場での計測(写真枚数、標定点:位置、個数)、またその経験値によって異なります。なんでも量は、環境にもより様々、経験と共に、適量を導き出すことでしょうか。その加減は、今回のように挑戦してみることで手応えを得ることができます。新たな「技術」を用いるにせよ、身体を通して「技能」を磨くことが不可欠です。

ドローンに関する授業は、この日が最終日となります。お疲れさまでした。

以下は、これまでのドローン授業

  1. ドローンで道路モデルの計測と解析
  2. 地形測量vsドローン測量
  3. ドローン計測データを写真解析
  4. ドローン測量:自己実践@建物計測①

機会をありがとうございました。

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