R7点群データの活用編

令和7年度 国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業、全9回の授業(45分×2本)の2日目。

今年の夏は、突然雨が降ったり、雷が鳴ったりする日が多発。本日は、雷は鳴っていませんでしたが、朝から雨。

予報も雨雷。室内授業に切り替えました。

点群処理:閲覧、寸法と四季色立体図:面形成と土量算出

前半:点群活用、操作と寸法(距離、面積、体積)

点群とは、どんな感じなのか。実際に触れてもらう。拡大、縮小をすることで点間の間隔は、どのくらいなのか。点群を掴むことの難しさを体感。

点群に触れる:標定板の寸法確認

実際の点間距離は、どのくらいあるのか?
直径:0.46m(46cm)、最小値:0.04m(4cm)

点群の点間距離selectDot

次は、頂点を掴むコツ

特に気を付けるポイントは、頂点位置を選択したと思っていても、実際は、位置が異なる。全く異なる地点を拾ってしまうケースが多いです。

点群取得位置情報

取得した時の視点は、真上からでした。

点群データの操作 真上から作業

なので、ピンポイントで点情報を知りたい場合は、丁寧にその地点を多面的な確認が不可欠。

ALL set 点データ取得

後半:四季色立体図で、国土地理院データ(1m)を面形成。

  • 面形成
  • 土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域
  • 等高線
  • 流域図
  • 土量算出

四季色国土地理院(1m)データ活用

オープンなデータを活かすことで、日常業務の効率が高まります。(例:災害前データを災害後データと比較、差分算出等)

国土地理院の面データを陰影化

流域図

流域図を面データから生成

土量算出

土量算出は、自前実測の点群データ又、公開されているオープンデータ(国土地理院データ:1m)を活用。

環境土木科 土量算出

四季色立体図では、新たな環境に触れてもらいました。

オープンデータ然り、データ化や活用機会に普段から触れることで
普段の業務に変化や進化をもたらします。

環境土木科R'7授業風景

この先の未来のきっかけに、繋がりますように。

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