国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業の第4回目授業(45分×2本)
2022年10月14日(金曜日)
#4 施工(座標、センター位置確認):光波、GNSS(RTK)、自動追尾
前半:光波で仮設道路のセンター・幅の位置出しを行う
後半:前半で設置したセンター(座標)をGNSS(GPS:RTKの有/無)で確認(座標)する
天候にも恵まれて、授業がスタート
授業イメージ
光波で座標測設の流れ
- 器械設定(座標値、0set@基準点)
- 座標測設(センター座標を設定)
- ミラー(相手)の位置を誘導(視準)する
- 距離を計測する
- センター鋲を設置する
※大分、説明を簡略化しています。
授業は、光波4台4班に分かれて行いました。以下、その様子。
GNSSで座標確認
光波で設置したセンターの座標をGNSS(アンテナとスマホ+モバイルバッテリー)で観測。RTKがオンの時、オフの時で精度差を確認しました。
補正データ配信サービス:3種
- CLARCS接続:宇宙システム開発利用推進機構様 協力
- 補正データ配信サービス:仮想基準点(VRS点)を生成し、補正データとしてお客様の携帯電話・インターネット回線にデータを送信するVRSサービス
- docomo IoT高精度GNSS位置情報サービス
杭ナビで座標測設(自動追尾)
豊栄建設さんのご支援により、杭ナビを皆さんと体験させて頂きました。
光波、GNSSアンテナ、杭ナビに触れてもらい、座標測設(センター設置)を行うのにどの技術やツールを扱うことがより効果的であるか、感覚で捉えてもらえたようで何よりでした。情報が増え続けていく中で、どのような技術ツールを扱うことが、適切であるか判断するには、身体で今のうちに、色々と体験しておくことが一番です。業界課題にあるi-Construction、ICTを用いた生産性の向上について、今回実態感を通じて、試す・触れる機会が未来に役立ってくれるよう願っております。
お疲れ様でした。