R6ドローン測量の一連を体感

令和6年度 国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業が、スタート。全15回の授業(50分×2本)。

2024年6月19日(水曜日)

1週間前の天気予報では、雨予報が連日案内されていましたが、当時は、ご覧の通り、快晴。

ありがたいです。

R6ドローン測量の一連初日

ドローン測量の一連をデモ

ドローン測量の一連の流れ

授業時間は、50分×2。途中10分の休憩を挟み、あっという間に過ぎます。流れをまずは自分の目で見てもらいます。そして、次回以降は、自分たちで取り組んでもらうようになります。

  1. 屋外で標定点の設置から、ドローン測量の一連をデモ。そして、ドローンを実際に飛ばしてみる。
  2. 後半は、取得したデータをソフト解析する時間。座学と点群データに触れます。

ドローン測量の流れ

  1. 現場を見歩く
  2. 標定点の設置と計測
  3. コース設定
  4. 飛行
  5. データ解析
  6. R6Around-WorkSiteR6ドローン測量一連の流れ

    標定点は、道路モデルを囲うように設置。高さがあるところ、無いところを確認しながら設置。その後、光波で、標定点を計測。

    標定板を光波で計測する

    標定点の確認を終え、コース設定を行いました。

    R6ドローンのコース設定コース設定画面の様子を確認

    毎年、コース設定については、屋外で一人一人確認し難いため、別に動画を準備して内容を共有しています。

    ドローン測量授業のコース設定画面のイメージ

    上記画像は、コース設定時のイメージ

    設定後は、実際に飛行させます。

    R6環境土木科 ドローンを飛行させるR6国東高校 ドローン空撮中

    デモ飛行を確認したら、実際に一人一人飛ばしてみる

    一人一人ドローンを飛行させてみるR6国東高校 環境土木科 ただいまドローン操縦中国東高校 環境土木科 企業の方々も飛行練習

    時間一杯、皆さんに触れてもらいました。

    データの解析の流れをデモ

    後半は、座学。

    ドローンデータの解析授業R6国東高校 ドローンデータ解析授業

    • コース設定の手順動画を確認
    • データ解析ソフトのデモ
    • 解析したデータ(点群)に、触れてみる。

    R6国東高校 点群データに触れる点群データから標定点を探す

    • 座標
    • 写真解析
    • ドローンの法律
    • ドローン情報の登録等

    ドローン測量時、ドローンの活用について多々、耳にすることがあります。

    主にドローンは、所有しているけど、現場撮影に使っていて、データ解析は行われていない..というお話。それは、ソフトウェア(設備費)や扱い方(ノウハウ)、現場での必要性(i-Construction)などからいくつかの課題と遭遇しています。

    点群データは、位置情報を保持した点データの集まり。面的に、数量を算出することができるようになります。そのためには、扱える環境や解析処理が、不可欠になってきます。

    この場(国東市産学官)を通して、その環境に少しでも触れてもらいこの先の場面で、業務に活かせるきっかけとなると幸いです。

    お疲れ様でした。

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