R5年度 国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業の第3回目。授業(50分×2本)
2023年6月21日(水曜日)
雨天のため室内授業へ変更:国東高校 環境土木科の土木棟
土木棟は、屋外にある道路モデルの真横
梅雨時期、想定していた通りに雨天。
GNSSを用いた先端技術の授業を予定していましたが、室内建屋を対象に地上型とハンディ型の3Dレーザースキャナーを用いた計測授業を行いました。
授業の概要
- 前半:地上型とハンディ型のレーザースキャナーについて説明と実演
- 後半:3班(地上型、ハンディ型、点群データ班)に分かれて詳細説明と体験
-前半の説明-
- 3Dレーザースキャナーについて
- 写真測量との違い
- 点群データや主なスキャナーの用途や性能
- 屋外計測の流れ
- 屋内計測の流れ
- 地上型レーザースキャナー計測(3回据えかえ)
- ハンディ型レーザースキャナー計測
活用した地上型とハンディ型のレーザースキャナー
- Leica RTC360 地上型の3Dレーザースキャナー
- Leica BLK2GO ハンディレーザースキャナー
授業当日は、雨天でしたが、事前に建物の外周データを計測していたときに撮影したハンディ型のレーザースキャナーの写真です。
下の写真は、環境土木科の土木棟室内の様子。
授業開始、説明スタート
レーザースキャナーを据えかえ計測する
続いて、ハンディ型の3Dレーザースキャナーについて
計測時は、リアルタイムにタブレットの状況を大きなモニターに映すことができるので、計測状況をみなさんに閲覧いただきました。
前半は、計測の実演を行い、終了。
後半:地上型、ハンディ型、点群データ計測班
3班に分かれて、地上型レーザースキャナー班は、計測したデータをソフトで確認。地上型は、レーザースキャナーを用いた他現場(トンネルや橋梁)の事例を紹介。
ハンディ型の3Dレーザースキャナーについて
何人かには、実際にハンディを持って、計測を実体験してもらいました。
点群データは、浮遊点をうまく処理しておかないと点データを適切に選択することが難しくなります。
下記は、ハンディ型のレーザースキャナーで屋外の道路モデルをスキャニングした点群データ。
赤い枠のところ計測した際、自分自身が計測されデータが残っていました。計測時は、自分自身の位置に気をつけながら計測が必要です。