国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業の第15回目。授業(50分×2本)
2022年12月19日(月曜日)
国東は、この日まさかの雪景色。
普段は、下記の姿。建設協会国東支部さんと共に高校の校内に、仮設盛り土を設けた場所です。
そんな寒さが増す中、本日「R4 実育・実現場モデル化事業」15日間授業の最終日となりました。
〜2022年9月から12月〜 以下、15日間の内容です。
- オリエンテーション:自己紹介とワークショップ
- AutoCAD(Civil 3D)で、消しゴム作図:2Dと3D編
- ドローンで道路モデルの計測と解析
- 施工(座標、センター位置確認):光波、GNSS(RTK)、自動追尾
- 地形測量vsドローン測量
- 点群処理モデルと3Dモデル作成
- 3Dソリッドモデル(樹木、カラーコーン等)
- ドローン計測データを写真解析
- 施工測量(GNSS位置出し)
- ドローン測量:自己実践@建物計測①
- 設計モデル(道路モデル)
- 動画用データ化とAR測量の可能性
- ドローン測量:自己実践@建物データ解析②
- 道路や3Dソリッド作成モデルを動画化
- 未来土木:まとめ
この授業を進めていく中、環境土木科の一期生の皆さんは、就職活動をされていました。そして、「内定-合格-進学」100%とのこと おめでとうございます!
令和4年度は、建設協会国東支部、地場企業の方々、国東市の建設・農政課の方々の出席率も高く。授業を終えることができました。
最後の授業内容は、「これまでの取り組みを未来土木へ活かす時間」を共有させて頂きました。
未来土木:R4 実育・実現場モデル化事業、授業最終日
- 前半:1分間資料の制作
- 後半:各自1分間の発表(動画と学び)
1日、約100分。短縮授業は、90分と限られた時間の中で、未来の土木(ドローン、3DCAD、先端技術活用)について、共に向き合いました。
授業内容は、土木のほんの一部、きっかけ
「計測(現場施工測量:ドローン、写真解析)」や「データ化(内業:3Dモデル化@成果管理)」を通じ、ここから先の環境へ羽ばたいていくこと。そんな「きっかけ」づくりを地域の皆さん(国東市建設-農政課、建設協会国東支部34社:地場企業、国東高校-環境土木科)と共に、走り出すことができました。
前半授業の様子:短い時間の中で、過去資料や記憶からひっぱり出していました。
後半の様子:各自、1分間の発表
- 3DCAD授業で作成した3Dモデルデータから動画の紹介(説明)
- ドローン測量や先端技術活用授業での学びや難所について
1分間という短い時間ですが、各自表現できていました。
発表の中で、本事業への取り組みにあたたかいメッセージ(下記)を頂きました。
皆さんと共に、取り組めたこと。感謝でしかありません。涙
作成動画を一部ご紹介
未来土木は、いかし方といき方次第
あっという間の15日間でした。
これからも進化し続けていく「環境」に、どのような「技術」で、どのように我々自身の「技能」を磨くことが、より良い環境を個人や社会の生活に育むことができるのでしょうか?
純粋に、やってみたいことに挑戦できる機会や場を通して、共に、切磋琢磨できるよう未来に向き合いたいと思います。
これは、みなさまのご協力あっての機会。
これから皆さんの発展を願っています。
下記も最後に、頂いたメッセージです!
みなさま、ありがとうございました。また、お会いしましょう。