国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業の第6回目の授業(45分×2本)
2022年10月24日(月曜日)
#6 点群処理モデル(浮遊点削除と3Dモデル作成)
前半:ドローンで計測したデータ(点群)を処理(削除)
後半:3D(ソリッド)の作成
前半授業では、写真解析したデータを点群データとして読み込み、ブラウザ上で描画。浮遊点を削除することで点群データを面形成し、数量等を確認しやすくなります。
点群データとは?
点群処理開始
車両、人、木々など浮遊する点を削除処理しました。
ドローン計測から点群処理、面形成
規模がそれなりになると点群処理後、面形成することで、山の表情がガラリと変わります。
3Dソリッドを作成
続いて、ソリッドモデル
前回の復習も兼ねて、モデルを作成していきました。
ソリッドモデルとは:サーフェス(面) で閉じられた領域に、中身の詰まった体積情報をもった立体
立体の内外を区別する情報を持つため、物体同士の干渉、体積、質量を求めることができる = 実際に建造する前に構造問題点・建材数量などがわかる。
土木CADでは、構造物(堰堤・擁壁など)を作成する際に、使用することが多い。
授業で身に付けたら、即共有!!
データ化(計測)して、データ処理(整理)する
現場に出て計測(データ化)する。データをオフィスで整理(確認処理)することを重ねて、現場データを整えていきます。
授業の回数を重ねていくと、色んな意味で、発見と遭遇します。ドローン、GNSS、3DCAD、点群処理、ソリッドモデルと流れを体感してもらっています。良い機会となりますように。