国東市産学官連携研究センターの実育・実現場モデル化事業
#3 ドローン測量授業の初日
2022年10月3日(月曜日)、11:30〜12:20と13:25〜14:05の2時間授業。参加者は、国東高校の環境土木科さんから15名。建設協会の国東支部さんから6名(㈱秋田建設工業、㈱財前組、豊栄建設㈱、佐藤建設㈱、㈱後藤組、㈱別所商事)。国東市の建設課、農政課から1名ずつ、計2名。合計、23名
お天気に恵まれ、授業開始。初日は、計測から解析までの一連の流れを通して説明。次回の授業からは、自分たちで挑戦してもらいます。(全体のイメージ把握)
計測対象は、国東高校の校内に施工した盛り土の道路モデル。用いたドローンは、Phantom4。
初日のドローン授業の概要
- 前半:屋外でドローン計測(光波で標定点準備、コース設定、空撮)
- 後半:屋内でデータ解析(写真解析、点群データ化)
標定点を光波で計測
今回の計測対象としている道路モデルの周囲に、下記のように標定板が複数配置されている。
今回の授業では、ドローン測量。記念撮影用の計測ではありません。ドローンで測量して、数量(出来形等)を導き出すことができる実践的な活用を体感してもらっています。この場合、ドローンだけではなく、光波測距儀を用いることで測量を行います。
続いて、ドローンで空撮するために用いるアプリケーション(ソフトウェアの設定:コース等)の説明。この辺りは、言葉だけなので掴み難いところではありますが、ポイントを共有中
飛行前の様子を画面で確認。丁度よく、キャリブレーション設定をし直してくださいというエラーが表示され、キャリブレーションを行うことができた。(コンパス、GPSの方角を最適化すること)
続いて、キャリブレーションの設定を行なった
次に、設定したコースで飛行を行いました。
このあとは、後半のデータ解析
改めて、規則的なことを共有。
現場でドローン計測して、データを解析する一連を今回体感してもらいました。次回から、班に分かれて挑戦。より実践的に触れてみる。そして、自分たちでやってみる。日進月歩に変わりゆく技術。これからに向けて、良い機会となりますように。