今までにソリッドモデルを作成する過程は説明されていますので、今日はソリッドモデルから逆に図面を作成してみます。
※今回は橋梁のモデルを使用します。
上面(平面)
側面
斜め
このモデルより、ある断面軸で切断された断面図を作ってみましょう。
まず、モデルを上面(平面)表示し、断面作図したい軸を設定します。
わかりやすく作図するために、このラインに向けてX軸を設定します。
Z軸回転を選択し、軸の上、下を順にクリックします。すると、左下に表示されている座標軸が回転します。
軸回転後
次に、断面図を作画します。
作成 → ソリッド → 断面もしくは、コマンドラインにSENTIONと入力し、実行します。
オブジェクトを選択→ソリッドモデルを選択します。
断面 上の 1 番目の点を指定 または [オブジェクト(O)/Z 軸(Z)/ビュー(V)/XY平面(XY)/YZ平面(YZ)/ZX平面(ZX)/3点(3)] <3点>:
と聞いてきますので、ZXを入力します。(ここでは軸回転後のZX平面となる断面図を作画しますので、ZXにて。)
すると、このように断面軸とソリッドがぶつかる位置でリージョンが作成されます。(続きは次回)