3Dソリッドで重力式擁壁を作図してみよう その3

今回も引き続き重力式擁壁の作図を行ってみましょう。

前回は重力式擁壁に水抜きパイプのソリッドモデルを設置してみましたが、今回は実際に水抜きパイプを貫通させて重力式擁壁に穴を開けてみます。

1.まず初めに、表示→シェーディング→3Dワイヤーフレーム を選択し画面表示をワイヤーフレームの状態にします。

 

重力式擁壁 ワイヤーフレーム

この状態にして

2.修正→ソリッド編集→差 を選択すると、オブジェクトを選択と聞いてきますので、重力式擁壁のソリッドモデルを選択後→Enter、次に差し引くソリッドとリージョンを選択と聞いてきますので、前回設置した円柱のソリッドモデル(パイプ部分)をすべて選択後→Enterで重力式擁壁のソリッドモデルに穴が開きます。

 

重力式擁壁 ソリッドモデル

分かりづらいので↓↓↓

 

パイプ ソリッドモデル

3.表示→シェーディング→フラットシェーディングで表示してみましょう。アップで見るとこんな感じで穴が開きます。意味としては、初めに選択したソリッドモデル(今回は重力式擁壁のソリッドモデル)から、後で選択したソリッドモデル(今回は水抜きパイプのソリッドモデル)を差し引くというコマンドになります。

後は、いつものように3Dオービットでぐりぐり回して眺めて見ましょう。結構楽しいです。

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