3Dソリッドで重力式擁壁を作図してみよう その2

前回に引き続き重力式擁壁をモデリングしてみましょう。今回は水抜きパイプを付けてみます。

1.まず初めに、表示→3Dビュー→右側面図 で前回作図した重力式擁壁を正面から見るように配置し、直径7.5cm・長さ5m(押し出し高さ5m・テーパー角度0ゼロ)で押し出した円柱を図1のような感じで擁壁の前面に配置します。(円柱の作図・押し出し方法につきましては前回を参考にして下さい。)

             

                       図1

重力式擁壁正面図

このままでは、長さ5mで押し出しているので背面の部分がはみ出しています。そこで

2.切断 で長くはみ出した円柱のソリッドのはみ出した部分を切断してみます。

修正→3Dビュー→切断 を選ぶと切断するオブジェクトを選択と聞いてきますので先ほど配置した円柱をすべてクリックして選択→Enter→切断平面の始点または  と聞いてきますので今回は3点を選んで切断する面を指定してみますので、数字の 3 を入力→Enter→平面上の一番目の点を指定と聞いてきますので、図2のように3点を順番にクリックしていきます。最後に片側の点を指定または 「両側B」 と聞いてきますので、(切断後にどちらか片方もしくは両方残しますか?という質問です。)今回は両方残してみますので b を入力→Enterで円柱が重力式擁壁の背面でスパっと切断されます。円柱のソリッドに切断された線が入りますので画面上で確認できます。

                        図2

重力式擁壁正面図1    

点を3点結んだラインを面として切断されます。 図3のような感じです。

 

               図3

重力式擁壁正面図2

これで水抜きパイプが設置出来ました。また3Dオービットでぐりぐり回して眺めてみましょう。結構楽しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*