XYZ座標系
X-Y-Z coordinate system
・CAD図から座標を算出することが多々あると思いますが
みなさんはどのように算出していますか。AutoCADでは
座標系が数学系にセットされており、土木系として使うには
X座標とY座標を逆に読まなければなりません。
めんどくさいなと思われる方は、コマンドの『 UCS3点 』を
使用して下さい。1点目に原点、2点目にX軸方向、3点目にY軸方向を
選択するようになっています。X軸に置換えたい方向を確認し操作を
行って下さい。そうすると、Z軸は反転します。
(プラス方向、マイナス方向が逆になります。)
その後、『 UCS管理Ⅱ 』の表示されている名前が『 Unnamed 』に
変わりますので、『 UCS定義管理 』内で名前を自分の分かりやすい
名前に変えて下さい。X座標とY座標を逆に・・・という作業がひとつ
除けます。
※座標を算出する際は、新たに設定したUCSの位置にしてから使用して下さい。
ちなみに、表示した座標をExcel等に貼り付けたいという時には、
まず、ポリラインで必要な個所を継続してつなげて下さい。
ポリラインを選択、コマンド『オブジェクト情報』を選択すると
ポリラインの座標が出てきます。必要な個所を選択しコピーします。
スタートメニュー → アクセサリー → メモ帳を開き貼り付けを
行い保存。Excelを起動させ 開く → ファイルの種類 →テキストファイル
にし先ほど保存したテキストを挿入して下さい。入力ミス等もなくなり
入力する手間も除けます。これで二手間除けますよ。